フィリピンが舞台の小説・関連本。旅先で本を読む。

旅行・お出かけ

旅先でその地が舞台になっている話を読むのが好きです。

臨場感や現実感がより作品を面白くするし、何より旅情が増します。旅のマスト小アイテム。

旅先で読むには紙媒体がいい。少々乱暴に扱っても大丈夫だし、盗難の心配もまずないし。
ビーチに寝っ転がって読むのもいい、全然こない列車を待つ間にも。暇にまかせて一日中いるカフェで読むのもいい。

今回はフィリピンに行くことにしたので、フィリピンに関連がある本を集めてみました。

まだ読んでいません。備忘録。

行くまでに一体何冊読めるか…どれを持っていこうか…

ではゆきます。

フィリピンが舞台・関連のある小説・本まとめ

虹の谷の五月

トシオ・マナハン、13歳。フィリピン、セブ島のガルソボンガ地区に祖父と住み、闘鶏用の軍鶏を育てる日々だった。奥地の「虹の谷」には元新人民軍のゲリラ、ホセ・マンガハスがひとり住みついて闘い続けている。そこへ行く道はトシオしか知らない。日本から戻ってきたクイーンを谷に案内したことから、トシオはゲリラたちの内紛に巻きこまれていく。直木賞受賞の壮大な少年の成長物語。(引用元

第123回直木賞(2000年)受賞作品。日系の少年の成長譚、ハードボイルド。最後が爽やかで、船戸らしくない!というレビューが散見されてますが、バカンスで読むにはむしろ安心。これは持っていきたい候補。上下巻です。

 

神秘大通り

本人が思っているよりは有名な作家フワン・ディエゴは、死んだ友人との古い約束を果たすため、ニューヨークからフィリピンへの旅に出る。独身作家のこの感傷旅行は、いつしか道連れとなった怪しい美人母娘との性的関係を深めつつ(ただしバイアグラ頼み)、夢となって現われる少年時代の記憶に彩られてゆく。(引用元

とにかくその作品は長い!ジョン・アーヴィングの小説。これもご多分なく長そう。まとまった時間のとれる旅先向きかも。フィリピンは旅行先として登場するがどの程度の描写なのか。
読了出来たら残したいと思います。

 

イルストラード

2002年2月、ニューヨークで活動を続けてきたフィリピン人亡命作家クリスピンが、ハドソン川にて死体で見つかった。彼の書斎からは、近代フィリピンを牛耳ってきた歴代の富と権力の内情を暴いた、執筆中の小説の原稿が消えていた。クリスピンの若き教え子ミゲルは、死の真相を解明すべく、母国フィリピンへと旅立つ。(引用元)

主人公と同名のフィリピン系作家による小説。フィリピンの歴史や政治、問題点など多面的な面の描写がありそう。
悩むのは価格。読みたい。

RSヴィラセニョール

フィリピンの流儀を通した父はかつての日本人に近かったのかもしれない。レイ・市東・ヴィラセニョールは房総半島に染色工房を構え、成果をあげかけていた。その矢先、父は病身をおして独りフィリピンへの一時帰国を望む。運命を狂わされ、独裁政権から逃れてきた父を駆り立てるものは何か。現代琳派に共鳴しつつ、母の国の伝統に立ち向かう娘のめざすところとは。(引用元)

前半は染色の描写が主で進んでいくが、後半にフィリピンの歴史・政情などの描写あり。単純に面白そうな本。

炎熱商人

炎熱のフィリピンを舞台に理想に燃える日本人商社マン達が直面する様々な現実。その苦悩と喜び、親愛感と怨念、劇的な愛と死を壮大なスケールで描く直木賞受賞作(引用元)

第87回(1982年)直木賞受賞作品。古いがレビューもよく期待できそう。マニラが舞台。高度経済成長期の日本人商社マンの様子、日系フィリピン人たちの語る戦争など、ぜひ読みたい。

 

モンテルンパの夜はふけて~気骨の女・渡辺はま子の生涯~

フィリピンの捕虜収容所に収容されていたBC級戦犯108名釈放の真実。未公開資料により、昭和の名歌手・渡辺はま子の劇的な人生を鮮烈に描く、迫真のドキュメンタリー。(引用元)

この方の事を全然知りませんでした。今回フィリピン関連の本を調べている中で初めて知り、wikipediaで既に感動

1952年(昭和27年)、NHKラジオ「陽気な喫茶店」を司会していた松井翠声の元に送られてきた、フィリピンの日本人戦犯が作詞作曲した曲「あゝモンテンルパの夜は更けて」を渡辺がレコード化。日本国政府厚生省復員局と渡辺の奔走で、モンテンルパ市のニューピリビット刑務所へ慰問コンサートが実現。フィリピン政府当局に減刑、釈放を嘆願し、当時のフィリピンの首長であったキリノ大統領に日本人戦犯の釈放を決断させ、全員の日本への帰国が実現したことは、渡辺の歌手人生におけるハイライトといえる。(wikipedia)

108名釈放ってすごくないですか。これもぜひ読みたい。

野火

敗北が決定的となったフィリッピン戦線で結核に冒され、わずか数本の芋を渡されて本隊を追放された田村一等兵。野火の燃えひろがる原野を彷徨う田村は、極度の飢えに襲われ、自分の血を吸った蛭まで食べたあげく、友軍の屍体に目を向ける……。平凡な一人の中年男の異常な戦争体験をもとにして、彼がなぜ人肉嗜食に踏み切れなかったかをたどる戦争文学の代表的名作である。(引用元)

フィリピンを舞台にした本と思ったときに唯一浮かんだ本。高校の教科書に載っていたんだったか。フィリピンと日本の関係を考えた時に、戦争の存在にはやはり向き合う必要があると思います。レイテ戦記、俘虜記もいつか。

順次追記できたらなと思います。