妊娠中のヴィッパサナー瞑想のススメ

あたまのなか
画像キャプチャ

 

はじめまして、こんにちは。突然ですが…

 

妊婦と瞑想は相性がいい

 

妊娠中だけど、ヴィッパサナー瞑想のコースに興味がある。行っても大丈夫かな?どんな感じなんだろう?と気になっているのであれば。

結論は、すごくお勧めです。妊婦と瞑想は相性がとてもいい。

今回コースに参加し、日々の生活に瞑想を取り入れたことで、安心して出産に臨めたので、経験をシェアします。興味があるけどちょっと不安。そんな人の背中をそっと押せたら、田中は嬉しい。

ヴィッパサナーって何?というひとはこちら。

 

京都or千葉?

日本には現在京都千葉の二つのセンターがあります。

私は千葉のダンマディッチャに参加しました。ちなみに2回目の参加ですが、前回も千葉でのコースを受けています。千葉とはいえ都心からでも小旅行な場所にセンターはあります。その分とっても静か!

女性の新しい生徒枠はすぐに予約で埋まってしまうので、予約開始日に申し込むのが安心。今回私はキャンセル待ちでしたが、割とすぐキャンセルの連絡がきて参加することができました。

予約フォームに入力する際に、妊娠中の場合、出産予定日を入力します。それだけ、妊娠中の参加者は珍しくないということ。私の他にも予定日が1週間違いの妊婦さんが参加していました。

 

いつ行くのがおススメ?

私は妊娠8か月の後半に参加しました。

妊娠の経過が良好であることが前提ですが、行けるときがその時です。あんまり後期だと胎動が力強すぎて集中しづらい、トイレが近い、などもあり、いわゆる安定期に行けるのがベストなんでしょうが、働いていると12日間も確保するのはなかなか困難。時間を作れた時がその時です。もちろん主治医に一言相談するのと、健康保険証、母子手帳も忘れずに。

 

妊娠中の瞑想はどうだったの?

胎動をいつも以上に感じる。

コース中は特に胎動を強く感じました。おそらく、お腹の中の人はいつも通りなのだけども意識を向けている分、サインをキャッチする力が高まっていたのかなあーと思います。そうすると、がむしゃらに意地でも動かず瞑想するぞ!という気持ちがどんどん薄れて、この人に負担がかからないようにしよう、と考えるようになっていく。ああ、こうして子供を優先して行動するようになっていくんだなあ、母親になっていくんだなあと実感しました。あんまり実感を持てないでいたもんで、私にとってはこれは大きな変化でした。ついでに夫に対する愛情も深まりました。気持ちよく送り出してくれてどうもありがとう。田中夫もヴィパッサナー瞑想者です。

子供は別人格ということを実感。

コースに参加する前は、お腹の人と会話ができちゃったり、一体感を味わえるんじゃないか。なーんて期待していました。が、期待とは裏腹に。お腹のあたりだけ、むしろ感覚が鈍感。なんも感じないというか、別のエネルギーを感じる。

この人はすでに別の意志と人格をもった、一人の人間なんだなあとわかりました。当たり前といえば当たり前なのですが。この感覚はムスメが大きくなってからも忘れずにいたいと思います。女の子は特に母親は同一視したりしがちですから。

浄化がすごい

瞑想中って、どうしてこんなこと今思い出すんだろう?今まで一度も思い出したこともないのに。って事が急に蘇ってきます。というかひたすら、その思いに気づき、そっと置く作業の繰り返しです。初めて参加したときは、母が亡くなって1年もたっていなかったためか、後悔や、苦い思い出が次々と蘇りどうしようもなくなったことを覚えています。今回も、やはり母のことが沢山思い出されましたが、後悔ではなく、安心でしょうか。小さいころの事が次々と浮かび、涙が止まらなくなりました。絶対的に信頼していた時の気持ちが蘇り、ずっと処理できなかった苦い思いとの距離感の取り方が、ようやくわかった気がしました。出産前に思いを整理できてよかったと思います。まさに浄化。古いものを出し切ったら、新しいスペースができます。ここに、私の母となるという覚悟がポンと入った感じ。あんまり出産に関して不安に思うことはありませんでした。

出産時にめちゃくちゃ役に立った!

これが最大の良かったことです。いや、上3つがあったからこそですが。コース中まずは呼吸を感じ観察するところから始まり、全身をくまなく観察していくのですが、これが、陣痛開始から出産までとっても役にたちました。陣痛の痛みはもちろん強かったのですが、頭のどこか一部分は冷静で、状況を客観的に見ている自分もいる。陣痛中、出来ることはお腹の人に酸素を送って応援することだけ。ひたすら呼吸に意識を向けて、痛みはあるけども、意識はそれだけでいっぱいにならない。そして、「すべての物事は変化している」というアニッチャーの概念。この痛みも絶対に終わりが来るんだと確信できたことで、だいぶ気持ちは楽になりました。あ、なんだかんだ「イタイイタイ」はずっと言ってましたけど。

 

でも、長い時間座っていられるか心配。

これは妊娠していなくてもそうでしょう。私も初めて行く前は一日中座っていることなんて絶対無理だと思っていました。でもなんとかなるもんです。

瞑想の時間は2種類にわかれていて、瞑想ホールか自室、好きな方で瞑想をする時間と、必ずホールに留まらなくてはならないグループ瞑想の時間があります。グループ瞑想時は本来「強い意志をもって座ること」が望まれます。痛くても痛みを観察し動かない。ですが、妊娠中はとにかくお腹の人を優先に。私も初日に「強い意志をもって座らない」ことをアドバイスされました。頑張りたくなっちゃうんですが、そこは頑張らないことを頑張る。座椅子を借りてリラックスした姿勢で座っていました。困ったことがあれば、いつでも先生に相談して大丈夫です。生活で困ったことはコースマネージャーに相談することができます。必要な時にはしゃべれます。

 

食事は2食って書いてあるけど、、

妊婦は夕飯をだしてもらえます。残り物を上手にアレンジしたもので、毎日感心。夕飯が一番おいしかったりしました。他のみなさんは食べられませんので隅でひっそりと食べます。でもみんな隅が好きですから、端っこが埋まってしまったときは、どーんと真ん中で堂々と食べます。初めて参加したときにいた妊婦さんは毎日納豆と白米のみだったので、その時の状況によると思いますが、とりあえず何も食べられないという事はありませんので、安心。

 

自分で座るのもいいけど、最初はコースに参加する方がいい。

10日のコースですけども、開始日と終了日はカウントされてないので実際には12日間必要なんです。これだけの期間をやりくりするのはなかなか大変だと思います。瞑想は1日5分でも10分でもいい。そういう話はよく聞きますし、効果がないとは思いません。でも、最初はコースに参加する方がよいと私は思います。きちんと指導者の下で順を追って進んでいくのがよいかと。深い瞑想に入れたときに、感覚に執着してしまったり、必ずしもよい方向に進めるかがわからないからです。

おわりに

少しイメージがついたでしょうか?以上が妊娠中にヴィッパサナー瞑想をすすめる理由です。

最後に持ち物リストには入っていないけども、もっていって良かったものを紹介しておしまいにしようと思います。

ジャン。それは水筒。なぜ持ち物リストにない?と思うくらい活用します。これがあればいつでも温かい飲み物が飲める。あとは、妊婦はおそらく個室にしてもらえるのではないかと思いますがドミトリーに宿泊の際には、アイマスク。非常口のあの緑のライトが結構まぶしいんです。9時に寝ることなんて普段ないですから、初日は余計に緑がまぶしい。休憩時間に表でゴローンとするときに、旅行用の首枕があっても快適かも。あ、あと妊娠線のケアグッズもお忘れなく。ここぞとばかりにマッサージしました。

それでは、よいコースになりますように。安産をねがってます。